画像のクリックを抑制するWordPressプラグインです。
各設定項目の意味とおすすめの設定を解説します。
Allow Right Click for Logged Users
- 説明: ログインしているユーザーに対しては、右クリックを許可する設定です。例えば、管理者や投稿者が画像の操作を必要とする場合に便利です。
- おすすめ設定: サイトの一般ユーザーが画像をダウンロードできないようにする場合は、チェックを外して右クリックを無効化するのが良いでしょう。内部のメンバーだけが画像を操作できるようにしたい場合はチェックします。
Disable Dragging of images
- 説明: 画像をデスクトップや画像編集ソフトにドラッグできなくする設定です。
- おすすめ設定: 画像をダウンロードさせたくない場合は、チェックを入れるとよいでしょう。
Disable Touch events
- 説明: モバイルデバイスでのタッチ操作を無効化します。タッチイベントが無効になることで、画像の長押し保存が防げますが、画像がリンクやボタンとして使われている場合、クリックできなくなる可能性があります。
- おすすめ設定: 画像を単なる表示用として使用している場合は、チェックを入れて長押し保存を防止します。画像がリンクやボタンの場合は、チェックを外すのが安全です。
Disable Gesture events
- 説明: 一部のジェスチャー(ピンチイン・ピンチアウトなど)を無効化します。ジェスチャーによる画像操作を避けたい場合に有効ですが、ジェスチャーを活用しているサイトでは動作に影響を与える可能性があります。
- おすすめ設定: 通常のサイトで画像のジェスチャーが必要ない場合は、チェックを入れて防止します。画像のズームなどにジェスチャーを利用している場合はチェックを外してください。
Disable context menu on Apple devices
- 説明: iOSデバイスでコンテキストメニュー(長押しメニュー)を防ぐスタイルを適用します。
- おすすめ設定: iOSでの長押し保存を防止するために、チェックを入れることをおすすめします。
Admin can always right click images
- 説明: 管理者が常に右クリックを許可される設定です。
- おすすめ設定: 管理者に対して画像の操作制限をかけないようにするために、チェックを入れるのがおすすめです。
設定例
画像のダウンロードをできるだけ防ぎたい場合は、以下のように設定すると効果的です:
- Allow Right Click for Logged Users: チェックしない
- Disable Dragging of images: チェックする
- Disable Touch events: チェックする(ただし、リンクやボタンに使われている画像がある場合は外す)
- Disable Gesture events: チェックする(ジェスチャーが必要ない場合)
- Disable context menu on Apple devices: チェックする
- Admin can always right click images: チェックする
このように設定することで、画像のコピー防止を強化できます。